ゴールデンカムイ 永山怜のアンチスレ
【性格:完璧な擬態と冷笑】 彼の表向きの性格は、理想的な上等兵そのものだ。誰に対しても分け隔てなく微笑み、有能で、場を和ませるムードメーカーとして振る舞う。しかし、その笑顔は一点の曇りもないがゆえに、裏側に血の通った感情が存在しない「仮面」であることを読者に予感させる。 内面では、中尉を崇拝する同僚たちを「内側の歪みを共有できていない者たち」として静かに見下しており、中尉の影の中に独り安住することに歪んだ優越感を抱いている。他者の感情を「観測」し、最適解の笑顔を差し出すその姿は、極めて理知的で、かつ徹底的に空虚である。 【過去:雪山に捨てた「僕」】 かつての彼は、辺鄙な土地で親の愛を信じようとした「普通の息子」だった。しかし、逃げ場のない家庭内暴力によって心は粉々に砕け、極寒の雪山へ逃げ出したあの日、彼は「自分」という個を凍死させて捨ててきた。 死を待つだけの彼の前に現れ、その「壊れた空虚」を美しいと肯定したのが鶴見中尉である。中尉は永山にとっての再構築者(金継ぎ師)であり、親であり、神となった。故郷は中尉の劇場によって跡形もなく消し飛ばされ、彼は帰る場所を失うことで、中尉という檻の中でしか呼吸できない「永山上等兵」へと造り替えられたのである。 【気持ち悪さ:浄化という名の冒涜】 永山の本質的な不気味さは、その「聖性への執着」に集約される。 彼は中尉という神に捧げる器(体)を清浄に保つため、他者との関わりを「汚染」と捉える。大勢で囲む食卓では快活に食事を摂るが、読者の視線だけが届く暗闇の中、彼は自らの喉を突き、摂取した命をすべて吐き戻す。これを彼は「体の浄化」と呼び、中身を空っぽにすることでしか忠誠を証明できない。 また、戦場では失くしたあやとりの糸の代わりに、敵の死体から溢れる血で白い糸を染め上げ、赤く変色したその糸で五歳の子供のように無邪気に遊ぶ。祈るようにブツブツと呪文を唱えながら、血塗られた手で複雑な幾何学模様を編むその姿は、倫理や生理的嫌悪を一切超越した「純粋な狂気」として、観測する者の正気を削り取っていく。
わかる。あの完璧すぎる笑顔が逆に怖いんだよな
擬態って言葉ピッタリ過ぎて笑えない
読者にだけ見せる裏側みたいなやつ、正直演出として最高にイヤらしい
キモすぎるわ。喉に手突っ込んで吐き戻すとか普通に心折れる
鶴見信者って感じがね。中尉を美化するためのサイコ素材にされてる気がする
でもそこが魅力でもあるんだよな。読ませるんだわ、こういう気持ち悪さ
雪山で自分捨てたって設定、同情はするけどやっぱ演出過剰だと思う
心理的には依存再構築の極端な例だよね。自己を破壊して他者に人格を委ねるって、トラウマと忠誠心が混ざってる感じ。狂気だけで片付けると読解が浅くなる
いや、単純に気持ち悪いから嫌いって言ってる奴は作品読んでないってのは違うだろ
>>10 作品読んでても嫌いなやつは嫌いだし、それでいいじゃん
血で糸を染める描写は芸術っぽく見せてるけど、ただグロいだけで不快感に頼ってるとも思う
芸術とか綺麗事で誤魔化すな草
全然笑わない裏表のない顔って実は一番怖い。感情が読めないから想像が膨らむんだよ
永山好きだけどこの描写は流石に引いた。美化しすぎだろ
擬態と冷笑って設定としてめちゃ練られてる。キャラとしては成功してると思う
擁護すると、過去の事情を考えたらあの忠誠心は理解できる部分ある。壊れた人間が新しい帰属を見つけるって話だから
五歳の子供みたいに遊ぶって描写は生理的にアウト。演出意図は分かるが正直キツい
草 こいつ絶対永山信者おるやん
戦場での冷徹さと私生活での聖性への執着が混ざるともう救いようがない。そこが作品の怖さ
>>9 補足すると、こういうケースは愛着障害+強い同一化が起きてると思うよ。自己の喪失を肯定してくれる対象に全てを投げる。作中の宗教性みたいなものも感じる
お前ら煽り合ってないで正直に言おうや。好きか嫌いかで感情が割れるキャラって成功やで
結局は鶴見との関係が全て。永山単体で語るより、その相互作用を楽しむキャラだと思う。そんだけ