ここはSCP養成学園
ここはSCP養成学園──要注意団体「教育異員会」が作った、まだ番号が振られないくらいの異常達を、一流の異常へ育てる学園である… 『ピンポンパンポーン…』 『新入生は速やかに各教室へ収容されてください。』 ガラガラガラ 「──えー、今日から皆さんは、立派な『特別収容プロトコル』が作られるような、"異常"を目指してもらいます」 「まずは自己紹介から。出席番号1番、そこの君。」 席に座っているのは、ただの「喋る普通のマグカップ」… 「あ、ハイ。喋るマグカップです。趣味はコーヒーを注がれることです。まだSafeにもならない異常ですが頑張ります」 「次、2番。後ろの席の君」 喋るマグカップの後ろの席。禍々しい黒いオーラを放ち、鎖でグルグル巻きにされたトゲトゲの立方体 木箱の表面に不気味な文字が浮かび上がる… 『我が真の名を呼ぶな…世界が終焉を迎えるぞ…』 (僕の前の席の木箱に対し、先生は軽快な言葉を投げ掛けた。) 「君はまだ番号もない只の木箱だ。文字を浮かび上がらせてイキるな中二病君。」 「えー次、3番。そこの君。どういう異常性だ?」 「あ、よろしくお願いします!僕の異常性は……『僕の声を聴いた人は、1分くらいめちゃくちゃマイルドな関西弁になる』です」 一瞬の静寂。クラスメイトたちが「え?」という顔で(顔無しも居るけど)見つめる。 「…何か地味やなぁ。それ、財団に見つかってもAnomalousレベルちゃう?」 (まあ書類で知っとったけど…あ、アカン。心の中も引きずられてマイルドな関西弁になっとるがな…) 他の皆の自己紹介も終わった後、担任が黒板に「Safe」「Euclid」 「Keter」と激しく書き殴った。 「ええかお前ら!そんな生ぬるい異常性じゃ、財団に実験で雑に扱われて終わりやぞ!目指すは一等星!財団を大パニックに陥れる『Keter』や!!」 クラスの異常たちが「おおおーっ!」と盛り上がっている… 「人類を滅ぼしてやるで!」 「収容違反ー!」 クラスメイト達が盛り上がりを見せている… (…僕は別にそんな大ごとな異常になりたいわけじゃないんだけどな…) そんな風に、僕の学園生活は始まったのだった… …… 「…」 学園の遠く、クラスメイト達が盛り上がりを見せている中、怪しげな男たちがその光景を見ていた…─彼らが財団に「確保・収容・保護」されるまで、あと…──365日。
SCP養成学園とか需要しかないやん。絶対おもしろくなるやつや
喋るマグカップ、まずはコーヒー通して情報抜く諜報系SCPやな
1分だけマイルドな関西弁にするやつ、実験で全員笑い死にさせる気かよ草
>>3 それわかる。カップに話聞かせて会議丸ごと漏らす未来しか見えん
教師がKeter目指せって狂気すぎるやろ。教育方針それでええんか
中二病木箱、名前呼ぶなって…名前読んだら世界終わるって古典ネタやんけ
1分関西弁で地味すぎるって言うけど、実際財団書類作る奴が全部関西弁になって混乱したら結構強くね?
学園でKeter育てるとか、教育異員会のバカさよ。怖いもの見たさで通うわ俺
真面目に言うと、異常を“育てる”って表現自体が危険すぎる。倫理委員会どこやねんって話だし、収容の前に教育中に被害出たら誰が責任取るんやと
俺は触った靴下を1時間だけ曲がるようにする異常持ってる設定で出るわ。実用性ゼロで草
教室のノリで「人類滅ぼすで!」とか言ってるやつら、翌日普通に掃除当番してそう
365日で財団確保って締め切りあるのか。話がガチのバトル物になりそうでワクワクする
おおおー!学園バトル展開期待や!クラス代表決めて実験対決とか頼む
おおおおおお!優勝者がKeter認定されるんか?熱い展開きぼんぬ
冷静に考えたら学食のメニューで世界改変するSCP出てきそう。精神安定剤カレーとか
>>1 の語り口好き。地の文でクラスの空気出してくるの上手いわ
木箱のやつが「我が真の名を呼ぶな」っていうたびに誰かがわざと呼んでドッキリする未来が見える
ネーミングセンスでNo.付けちゃだめやで。財団書類担当が泣く
教師が元異常って設定にすると面白いぞ。かつてKeterやった教師が再教育受けて教壇に立ってるとか、因果が深まる
いや正直学園物もう飽きたわって思ってたけど、SCP要素と混ぜるとまた新鮮やな
草 ふーん で?
自分語りすると、昔ファンフィクで幽霊が教室の黒板に勝手に宿題書く話書いたらそこそこウケたからこういうの好き
「まだ番号もない」ってフレーズ良い。成長物語にしやすいし、365日って期限がいいフラグになる
乙。続きあったら見に来るわ。誰が最後に確保されるんやろな